秋分の日とお彼岸

日本の四季・行事

こんにちは。ウメハナです。

昨夜は、お月見されましたか??

お天気がちょっと悪くて心配していましたが

雲の切れ間から、少しお月様が見えたので

子ども達と「十五夜」の話をしながらお月見をしました。

今日は、「秋分の日」と「お彼岸」についてご紹介したいと思います。

秋分の日とは
  • 季節を24等分に分ける二十四節気の一つに

 「秋分」があります。

 昼と夜との時間がほぼ同じとなり

 この日を境に、徐々に夜が長くなっていきます。

  *「春分の日」も同じように、

   徐々に昼が長くなっていきます。

  • 2021年は、9月23日が「秋分の日」。

 もととは、「秋季皇霊祭」という、

 歴代の天皇・皇后・皇族の方々を祀る祭日から由来し

 「先祖をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」とされています。

お彼岸とは

「秋分の日」を中日に前後3日目、計7日間を「お彼岸」と言います。

仏教の考えでは…

極楽浄土の世界「あの世」は西に

私たちが生きている現世「この世」は東とされ

太陽が真東から真西にしずむ、

春分・秋分の日が、あの世とこの世が最も通じやすくなる

と、考えられており

煩悩を捨てさり、悟りの境地に至るための修行を

お彼岸の7日間で行われていました。

お彼岸の仏事は、日本だけの風習というのをご存知でしょうか??

日本古来より、自然への信仰とご先祖様への崇拝する文化が定着していました。

仏教の「悟りをひらく」考えと

日本古来の文化の「感謝する気持ち」が融合し

「お彼岸」にお墓参りに行く風習が自然と定着しました。

何故、おはぎ・ぼた餅を食べるの?
  • 魔よけ効果

 おはぎやぼた餅に使われている小豆の赤い色には、

 魔よけの効果があると言われており

 邪気を払う意味が込められています。

  • 感謝の気持ち

 餡子を作る砂糖は高級食材だったため

 特別な日に、ご先祖様にお供えし

 感謝の気持ちを伝えるためと言われています。

  • 心を合わせる

 「もち米」と「砂糖」の二つの物を合わせることから

 ご先祖様と私たちの心を合わせる意味も込めれれています。

因みに…

春のお彼岸 … 「ぼた餅」と呼びます。

     こしあんで作られ、春に咲く牡丹の花に見立てています。

秋のお彼岸 … 「おはぎ」と呼びます。

     つぶあんで作られ、萩の花に見立てています。


調べれば調べるほど、日本の文化のすばらしさを感じています。

実際に「お彼岸にお墓参りに行く」ということは少なくなってきていますが

家族で、おはぎを食べながら、ご先祖様たちの話をして過ごしたいと思います。

それでは、今日はここまで~♪ありがとうございました。

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